シングルマザーが資格を取る時に利用できる支援制度
アロハです。今回は「シングルマザーが資格を取る時に利用できる支援制度」について
お伝えしようと思います。
もともと、仕事をしていて出産後にまた同じ職場で働ける場合は安心なんですけど、
私のように前職が自営だったり、アルバイトだったりすると、1からまた就職活動しな
いといけませんよね。それに未婚シングルだと前職に戻りづらいというのもあります。
しかも私の場合、アラフォー・・・。仕事先なんて限られてきます。
子供も小さくいから、バリバリ働けない。土日はできれば休みたい・・・。
夜は働きたくない。
とまぁ、制限されていくんですよね。
保育園も仕事が決まっていないと、地域によってはシングルマザーでも
入園なんて決まりませんし。
早く自立する為にも、やっぱり「安定して長く勤められる職業」がいい。
だけど資格もないし・・・。
という私のようなシングルマザーにさまざまな支援制度があるのを知っていますか?
今回は、私が介護資格の「初任者研修」を受講する時に申請したひとり親家庭自立支援給付金事業という制度についてご説明したいと思います。
少しややこしいですが、知らないともったいないことなので、ぜひ資格を取る際は活用して就職につなげていきましょう。
ひとり親家庭自立支援給付金事業とは
この自立支援事業はシングルマザーの経済的な自立を支援するための事業で
厚生労働省が取り組む事業です。
自立支援教育訓練給付金と高等職業訓練促進給付金という事業があります。
自立支援教育訓練給付金とは
対象になる教育訓練を受講し、終了した場合に受講費用の60%
が支給されるというもの。(上限は12,000円以上20万円まで)
対象となる講座とは
①雇用保険制度の一般教育訓練給付の指定教育訓練講座
②市長が市の実情により認める講座
となります。
対象となる講座をしらべるにはこちらをクリック
(厚生労働大臣指定教育訓練講座の検索システムに飛びます)
↓ ↓ ↓
教育訓練給付制度[検索システム]
介護の資格だとほとんどの機関でこの制度を申請することができます。
たとえば・・・。
介護資格の初任者研修を対象となる学校で受講し、終了した場合。
例:初任者研修費用が税込み58,860円だったとします。終了して申請すると
60%分の35,316円が支給されるということです。(実質23,544円で受講できる)
指定講座を申請するにはどうすればいいの?
この制度を利用する場合かならず受講前に申請してください。
受講してから申請はできませんので注意が必要です。
おおむね受講日の1ヶ月前に各自治体の「ひとり親家庭サポーター」に相談しなければいけません。
ひとり親家庭サポーターへは、各自治体の保健福祉センター福祉業務担当に事前に
連絡すると、紹介してもらえます。電話で日にちの予約をとるようにしてください。
私が申請時に必要だった書類
①ひとり親家庭自立支援給付金受講対象講座指定申請書・・・相談日にその場で記入
②児童扶養手当証
③教育訓練給付金支給要件回答書・・・めんどうだけどこれは所轄のハローワークに行ってもらわないといけない。ハローワークの訓練給付金をもらっていないという証明が必要。
④受講講座のパンフレット(講座の内容・日程・受講費用がわかるもの)
⑤調査同意書・・・これも相談日に記入
⑥印鑑
注意!
受講料は現金で支払い、領収書はかならずもらっておくこと。クレカでもいいが手続きがややこしい。
終了後支給申請するには?
受講終了日の翌日から30日以内に「ひとり親家庭サポーター」に連絡する
申請するには次は終了した証明書類を提出しなければいけません。
給付金支給申請のために揃えておく書類
①教育訓練給付金支給申請書(受講前に送られてきます)
②児童扶養手当証の写し
③受講対象講座指定通知書写し(受講前に送られてきます)
④教育訓練終了証書 原本 (受講前に送られてきますので訓練校に記入してもらう)
⑤受講料の領収書(受講料は現金で支払うこと)
⑥印鑑
⑦マイナンバー
以上を揃えて、予約した日に「ひとり親家庭サポーター」に提出すればOKです。
まとめ
かなり、手続きが面倒ですが、60%も支給されるならやらなきゃ損です。検索してみるとわかりますが、わりと訓練校はたくさんあります。
申請して許可がおりるのに時間がかかるので早めに申請してください。ひとり親サポーターは役所に毎日いるわけではなく週2日ぐらいで曜日も決まっています。
まずは電話でお住まいの区役所・市役所問い合わせしてみることをおススメします!
資格を取る際には、ぜひチェックしてみてくださいね!